手塚利男のブログ
風土というテーマから逃げない
2014/02/17
風土という難題なテーマから逃げないで取り組みたい。 先日、風土改革に取り組んでいる人たちとの意見交換がありました。 風土というテーマはお客様には理解されにくい、だから、風土という言葉を出さないようにしているというのです。 私は、同じ仕事仲間がそういうことを容認しているとのかと思いがっかりしました。 私は、“理解されにくい”というところに今の…続きを読む
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと
改革には、階層や部門を越えた改革の思いを持ったコアをネットワーキングするために改革コアネットワークデザイナーとコアネットワーキングするスパイダーマンの機能が必要
2014/02/07
いすゞ自動車時代に本社人事部に籍を置かせていただき風土改革の世話人として社内をブラブラしていました。 社内をブラブラしているというとサラリーマン失格、ダメ社員のように思われますが、私のブラブラは違いました。 具体的には、経営層と現場、部門と部門を何の制約も一切なく、あるとすれば自分の“そこまで動いて良いのか?”という心の制約だったと思いますがとにかく自由に動きました。…続きを読む
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと
ハード面だけではなくソフト面の対策も大事です
2014/02/05
昨日の日経新聞に冷凍食品の農薬混入事件に関する記事が載っていました。 内容は、再発防止策として、監視カメラの増設や出入り口の集約、従業員の身体検査、を挙げていました。 そういう対策は一見わかりやすいので効果がありそうですが、そうとも言えません。 設備や仕組みなどのハード面だけでは完全に防止するには限界がありますし、コストもかかります。 私は…続きを読む
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと
“元いすゞ自動車”という肩書の意味
2014/01/30
先日、ある大手の会社で風土改革に関する講演を行いました。 その時に講師として「元いすゞ自動車の手塚利男さんです」と紹介していただきました。 “元いすゞ自動車”という肩書きをつけていただいたことに、「そのように紹介したほうが通りやすいんだろうなあ」と思いました。 そのほうが、私に対する保証というか、講演内容の保証というか、事務局側の配慮だったかもしれません。 大げさですがビジネスの…続きを読む
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1人ひとりの力が弱くても、つながると大きな力になる
2014/01/15
1月7日のクローズアップ現代「シリーズ 未来をひらく(2)“物語”の力が社会を変える」は、とても興味深い内容でした。 多様な人々を結びつける市民運動を理論化した話でしたが、人々をつなぎ、動かすことのできる「物語」を共有することの重要性を示していました。 市民運動には強制的にやるということはないと思います。それは企業の風土改革活動にも通じるものがあります。 …続きを読む
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