手塚利男のブログ
総務部門に期待したいこと
2010/06/10
これまでは企業の風土改革というと、人事部門や経営企画部門が予算も取り仕掛けていく部門でした。 実際はどこの部門が取組んでも良いと思いますが、人事部門や経営企画部門など全社の動きや情報が入る部門として適していました。 しかし、もう1つ、全社の動きや社員の声、更には地域周辺の情報や声が入る部門があります。 それは総務部門です。古い話ですが、今年の初めに「月刊総務」(株式会社ナナ・コーポレ…続きを読む
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風土変革シナリオ
2010/06/09
今日は、一日中、お客様の風土変革支援に伴う「変革シナリオ」を考えていました。 変革シナリオはお客様の情況や目指すところや登場人物が違いますので、そのお客様オリジナルのモノができます。 更に、初期に描いたシナリオは当然途中で何度も見直しをしながら進めます。 今日のシナリオ作りはあまり進みませんでした。 今の段階では、もう少し部門トップと再度目指すところを共有しないと無理があることが…続きを読む
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部門の貢献をどうみるか?無理して利益貢献を示そうとするとどうなるか?
2010/06/08
先日、風土変革支援先の生産技術部門のキーマンの方と情報交換をさせていただきました。 他のお客様のところでもよくお聞きする話ですが、ある商品開発において生産技術部門の貢献は何かということですが、他部門と協力し合って自部門のミッションを果たし、お客様に良い商品を安く早く提供できることだと思いますが、この会社では生産技術部門として、いくら原価低減に寄与したのかをアピールしなければならないというので…続きを読む
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部門間対立の背景
2010/06/05
先日、風土改革支援先の生産技術部門の方たちと議論する機会がありました。 実は、私も生産技術の仕事を約8年、トラックのトランスミッションの生産技術を担当していました。 したがって、業界は違っても喜びや悩んでいることが共感できると思っています。 先日の議論の中で、生産部門との関係性が話題になりました。 生産部門ではコンサルタントも入ってTPSに取組んでいるのですが、設備の自動化に対し…続きを読む
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体制はいつまでも続かない
2010/06/04
経営トップも改革に前向き、改革メンバーも揃っている、改革予算も付けてくれる、・・・。 この体制はいつまでも続くように思ってしまいます。 しかし、突然に経営陣が変わり、改革環境も変わることがあります。 私が以前勤めていた会社での風土改革活動もそうでした。 経営トップも認めてくれ、自由に活動ができました。 いつまでもこの改革環境が続くと思っていました。なんの根拠もなく。 しか…続きを読む
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変質してきたオフサイトミーティング
2010/06/03
先日、お客様のところでオフサイトミーティングの活用やコーディネーターの役割、場の作り方、意見の引き出し方、等についてやり取りをさせていただいた。 どうしたら議論を深めていくか、発言をしない人にはどう対応するか、議論はするが何も決まらない、等、オフサイトミーティングをやってみて困っていることが上げられた。 この話は他のお客様のところでも良く聞く話です。 私がこれまで経験してきたオフサイ…続きを読む
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