風土改革は見えざる企業価値(知的資産の開発)向上につながる
2015/08/05
久しぶりのブログです。
先日、金融系協会が主催する講演会で講演を行いました。
講演の対象者は経営トップ
講演テーマは「経営変革を加速させる知的資産」
サブテーマは「知的資産を高める組織風土改革7つのフレームワーク」
だいたいこんな話をしました。
企業価値には「見える価値」と「見えざる価値」がある。
見えざる価値に、人的資産、関係性資産、イノベーション資産、がある。
投資家に対してはIRなどで「見える企業価値」をアピールするが、今後は「見えざる価値」、
つまり、人的資産、関係性資産、イノベーション資産、をアピールすることが大事だ。
また、投資家も「見えざる価値」を注目する必要がある。
最近、新聞マスコミ等で取り上げられている、ゴムメーカーの性能データ偽装問題や、不適切会計問題、は、「見える価値」は立派だが、「見えざる価値」、つまり人的資産、関係性資産、イノベーション資産、に問題があるのではないか。
「見えざる企業価値」の人的資産、関係性資産、イノベーション資産、は企業風土改革によって生み出せる。
日本のトップ企業は、常に風土改革に取組み続けているが、それが、人的資産、関係性資産、イノベーション資産、を生み出し、ますます強くなっている。
風土改革で生み出す、人的資産、関係性資産、イノベーション資産、について紹介。
見えざる企業価値を風土改革の進め方を紹介。
シェア6割、業界の利益9割を占めるトップメーカーの風土改革の取組み事例紹介。
経営・人事・研修・事務局の連携した風土改革(知的資産の開発・増強)について。
何人のかたが理解していただいたのかわかりませんが、一人の経営トップの方には伝わったように思います。
先にも書きましたが、企業の問題が起きるたびに「風土」を問題として取り上げられ、風土改革に着手する会社は問題のある会社というイメージが先行していますので残念です。
トップを走り続けている会社の風土にも注目してもらいたいと思っています。
㈱プロフェスのホームページをリニューアルしました
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと