部屋の中の議論だけでは風土と仕事の仕方は変わらない
2013/11/09
最近、風土と仕事の仕方がどうリンクしているか、それをどう理解していただくか、考えることが多くありました。
私はよく「組織の氷山モデル」で風土と仕事の仕方がリンクしていることを説明しますが実感がわかない人が多いように思います。
“風土が変わると仕事の仕方が変わる”
風土の変化と仕事の変化は別物ではありません。
逆に仕事の仕方を変えることで風土が変わるということもあります。
風土をどう変えるか?
例えば、「よけないことをしないほうが良い」「どうせ言っても否定される」・・・と思いこみや信じ込みに縛られた職場の風土を変えるには、
仕事を通して「よけないことをしないほうが良い」「どうせ言っても否定される」の逆をやる人が1人、二人、と増やしていくことです。
そのためには、部屋の中の議論に終始しないで、仕事での行動が必要です。
その逆のことをやる人を支援する、そういう逆の行動をとっても大丈夫だと見せていくことも私の役割です。
自分はそれを実行しているのか、最近の自分の反省を込めて、自分の行動を振り返ってみました。
手塚利男
★「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」(日経ビジネス人文庫)2013年5月
日経まナビ!「今週のイチ押し書籍」で紹介されています。
★手塚利男の『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』(Nanaブックス)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901491873/
★通信教育用テキスト本『活気あるチームのつくり方』手塚利男/アイ・イー・シー
http://www.iec.co.jp/products/course/business_skill/tu-04790/tu-04790.html
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと