いすゞ自動車のOB会の総会・パーティに恐る恐る参加しました
2013/10/22
いすゞを退職してから12年目、気持ちの整理も少しでき、歳を重ねた分少し図々しくなってきたからか、今年、思い切ってOB会に入会し、先週日曜日に行われた総会・パーティに参加しました。
先月、友人に「こんどOB会に参加するよ」と言ったら「度胸あるね」と言われました。
また、元社長からも「ふっきれたら参加してみなさい。それも勇気ではないの?」と言われていました。
いすゞの風土改革では、ある人にとっては不快な思いをした人もいると思うし、顔を見たら一言言ってやろうとか、殴ってやろうとか思っている人もいるのではないかと思い、恐る恐る会場に入りました。
パーティの最後までいましたが殴られることもなく、嫌味も言われることなく、楽しい時間を過ごし、無事に帰ってきました(笑い)。
会場に入ったら、61歳の私はヒヨコみたいなもので、ほとんどが70近い人やそれ以上の人ばかりでした。
場違いのところに来てしまったかと思いましたが、出身地区ごとにテーブルを分けてあったので、私は川崎地区のテーブルに着きました。
会場のあちこちに懐かしい顔(歳はとっている)がたくさんありました。
保全課時代にお世話になった人、生産技術時代にお世話になって人、IPS時代にお世話になった人、風土改革活動時代にお世話になった人、たくさん目に飛び込んできます。
時間の許される限り、声をかけさせていただき、話をしました。
「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」(日経ビジネス人文庫)を謹呈させていただいた元専務から厳しくも温かいお葉書をいただきましたが、その方もいらっしゃいましたので挨拶させていただきました。
風土改革時の話を聞かせていただこうと思いましたが・・・ダメでした。
私が川崎工場の総務部長の役に就いていたときに、人事施策の一環で定年退職前に辞められた方と会いました。
その方から「私は、定年を迎えて、あの正門からみんなに見送られて退職したかったんですよ」と言われました。
何にも言えませんでした。
とにかく、いろいろな人と会うことができました。
ちなみに、こちらから風土改革の話をしない限り、相手からその話をした人は1人もいませんでした。
良かったのか、悪かったのか、複雑な気持ちでした。
手塚利男
★「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」(日経ビジネス人文庫)2013年5月
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カテゴリ:ほっと一息