普通の社員の体験談を中心にした講演の要望が増えてきました
2013/10/14
普通の社員がなぜ14000人の組織の風土改革に関わったのか、なぜ一歩踏み出したのか、なぜつぶされないで活動できたのか、その体験談を話してほしいという講演が増えてきました。
先日、大阪のある企業でも講演をさせていただきました。
これまでは、組織変革において組織の仕組みや制度と組織風土の影響について話をする講演が多かったのですが、最近は手塚がいすゞ自動車で体験した話をしてほしいという依頼が出てきました。
特に中卒で普通の社員の体験談を求められている。
おそらく多くの人たちは、生き方や働き方、自分の仕事に対する向きあい方、の気づきのきっかけを求めているのではないかと思います。
私がいすゞ自動車で全社風土改革活動では支援者として、あるいは当事者として関わりましたが、つぶされないで活動できたのは経営層や外部支援者も含めたタテ・ヨコ・ナナメのコアネットワークが支えてくれたと思います。
自分からは言いにくいですが、覚悟もありましたが・・。
そのコアネットワークがどのように出来たのか、どう広げていったのか、はいすゞ自動車独特のやり方があったと思います。
そのコアネットワークは1つのネットワークではなく、大小様々なネットワークが重なったミルフィーユのようなイメージです。
普通の組織の歯車でも自分の意思を持って動き、ネットワーク化すると大きな力になります。
今後も色々な機会があればいすゞ自動車での体験談を自然体で話をしていきたいと思います。
手塚利男
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと