感性
2013/10/03
久しぶりに感性という言葉を耳にしました。
お客様の風土改革支援現場で上司の感性について議論したことがあります。
「この現場の状況を見て、私たちと上司はなぜ問題意識を共有できないのだろうか?」
「感性の差なのか?」
当然一人ひとり違うのは当たり前だと思いますが。
感性、人によって違うと言えば・・・。
最近の報道などで話題になっている小泉元首相の脱原発発言です。
以下のやり取りの一言一句は正確ではありませんのでそのつもりで受け止めてください。
名古屋での講演の中での発言だということですが、脱原発発言についてある記者からの「自民党総裁のときは、原発推進だったのでは?」の質問に「原発は安全で安いという認識だったからだよ」、ではなぜ変わったのか?それに対して、「3.11だよ」と答えたそうです。
記者はさらに「しかし、3.11の後も原発維持の人もいますが何が違うのか?」という内容の質問をしていますが、それに対して「感性だよ」とおっしゃったそうです。
私も風土改革支援現場でときどき感じることがあります。
今後、ひょっとしたら感性という言葉が組織の中で注目されるかも知れませんね。
手塚利男
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと