マネジメントの現場にビジネス心理を活かす
2013/08/13
8月10日にビジネス心理(検定試験・公式テキスト)の「マネジメント心理編」が日本ビジネス心理学会から出版されました。
私はこの本の中で、「第四章・組織コミットメントと組織文化の改革」を法政大学経済学部教授の木村淳子さんと共著で担当させていただきました。
私はここで伝えたかったことは次の通りです。(本文より抜粋)
業種や業態、規模などによって、組織目的・企業理念・組織文化が異なる。組織目的など組織を形成している面に着目し、組織変革の目標と進め方を理解する。
組織変革には、ビジョン、方針、戦略など目に見える変革が重要であるが、見える部分のみの取り組みだけでは進まない。この章では組織変革における組織文化へのアプローチの必要性を理解する。
企画書の書式を変えるなど、日常の仕事のルールを変えるだけでも反対されて改善が進まないことがある。この章では変えることに対する心理的抵抗の予知と対応について理解する。
特に、組織変革においては組織風土から起きる心理的抵抗を無視しては組織変革は進みませんし、進んだとしても労力と時間をロスします。
このテキスト本はビジネス心理の検定試験を受けない人でもマネジメント現場において参考になる内容ですので一読いただければ嬉しく思います。
手塚利男
★「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」(日経ビジネス人文庫)2013年5月
日経まナビ!「今週のイチ押し書籍」で紹介されています。
★手塚利男の『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』(Nanaブックス)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901491873/
★通信教育用テキスト本『活気あるチームのつくり方』手塚利男/アイ・イー・シー
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