意図の入った情報は賢く判断する
2013/03/02
今、自民党の支持率が高くなっています。
私は電話にアンケートに答えたこともなければ、そういうアンケートの電話がかかってきたこともありませんから何を判断基準に応えるのかわかりません
しかし、多くの方は新聞やTVなどのマスコミ等で流される情報が基になっているのではないかと推測できます。
総理大臣のアメリカ訪問も、私たちは現場に立ち会っていませんので、どこまで事実を知らされているのかわかりません。
アメリカから流される情報もどこまでが真実かわかりません。
どちらにしても、少なからず意図が入っていてもおかしくないように思います。
私は、自宅事務所でNHKの国会中継を見ながら仕事をする時がありますが夕方からのTVニュースや新聞では国会でのやり取りが流されますがかなり意図的に切り取って流しているのが分かります。
したがって、新聞やTVなどのマスコミから流される情報には意図があると思っていなければ判断を誤ってしまいます。
同じことを感じたことがあります。
それは「戦後史の正体」(孫埼 享 著・創元社)を読んだ時です。
この本には、知らなかった昭和天皇と戦争との関わりや沖縄との関係、歴代の総理がアメリカに対して自主派か対米追随派かによって在籍期間が異なるなど、違う角度から見ると「なるほど」と新たなことに気づいたことが多くありました。
この「戦後史の正体」が事実だとすると安部総理が自主派か対米追随派かによってアメリカ側から流される情報が安部総理の後押しになるか逆風になるかが変わってくる。そして在籍期間が長いのか短いのかが変わってくる。
情報を鵜呑みにすることも怖いことですが意図的に情報を流されることの怖さも感じます。
その情報が真実なのか、意図が入っているのか、は、発信している人がどういう立場にあるのか、どういう利害関係にあるのかにも目を向ける必要がありそうです。
手塚利男
株式会社プロフェスのミッション:
『健全な風土づくりから健全な組織・社会をつくる』
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カテゴリ:ほっと一息