効果的な変革のメッセージとは?
2012/10/18
きょうはある月刊誌の企画で「攻めの総務とは?」というテーマで対談しました。
私も総務部長を2年間経験しましたので、面白いテーマで楽しみな対談でした。
私は、全社風土改革活動の専任世話人をしていましたが、ある時、人事部長から「手塚君、君のミッションは川崎工場の総務部長として工場内の規制緩和だ。」と命を受けて総務部長として着任しました。
風土改革活動の世話人も兼務してですが・・。
川崎工場は私の古巣です。
総務部長として着任し従業員の行動を縛っているような制度やルールの見直しに取組みました。
これまではそんなことはできないだろうというような事にもいくつか取組みました。
しかし、思ったより、従業員を縛っているような明文化された制度やルールは多くありませんでした。
多くは、実際に明文化されたものはなく、従業員が何となく目に見えないものから縛られていると思いこんでいました。
今思うと、最も工場の規制緩和対策で効果があったのは、学歴のない、それまで風土改革活動世話人を専任でやってきた44歳の手塚が歴史ある川崎工場の総務部長になったことだったと思います。
攻めの総務のシンボル的なメッセージ、改革の本気度を示すメッセージとなったと思います。
株式会社プロフェスのミッション:
『健全な風土づくりから健全なマネジメントを実現する』
●手塚利男の『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』(Nanaブックス)
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●「活気あるチームのつくり方」(通信教育)
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと