県庁のミッション
2012/02/14
風土改革支援先の、ミッションマネジメント研修2日目が終わりました。
ミッションと言えば、先週の日経ビジネス(2012・2・6)に広島県庁の使命(ミッション)による改革が紹介されていました。
タイトルは、広島県庁の星、「官僚」を超える
サブタイトルに、橋下改革ではつくれない「最強の公務員」
と、なかなか刺激的なタイトルです。
注目したのは、使命(ミッション)を軸に県庁の改革に取り組んでいること。
次のような「使命」を掲げています。
<記事から抜粋>
私たちの使命
私たちの使命は、県民の信頼と負託をすべての出発点とし、
社会を構成する様々な主体と連携しつつ、地域社会全体の
価値を高め、発展させ、将来にわたって、広島に生まれ、
育ち、住み、働いて良かったと心から思える広島県を実現
していくことです。
あなたたちの仕事はムダだというような問題を指摘して強引に変える改革の進め方もありますが、
「自分たちの使命は何か?今やっていることが使命に沿っているか?」と考えさせ、
気付かせ、自ら変えるように仕掛けていく改革もあるということです。
今、支援している会社でも自分たちのミッションは何か、そのミッションからの課題は何か、ということを社員に考えていただいていますが、従来の管理型マネジメントで育った人たちには、とても良いテーマです。
お役所にも「自分たちのミッションは何か? ミッションから課題を考える」ということを是非やってほしいと思います。
政治家も・・かな?
手塚利男
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと