KYではなくAKY
2011/09/14
今日は、都内で社内コミュニケーション・シンポジウムがありました。
(案内書)http://www.icomu.or.jp/data/doc/110914.pdf
先のブログでも紹介しましたが・・・。
大勢の方に参加していただき、パネラーとして参加した私も嬉しい!!
テーマは「社内コミュニケーション不全、その課題と対策」。
基調講演は相模女子大学の宮田 穣 さん。
テーマは「社内コミュニケーション不全から組織と仕事を考える」。
講演の中で出てきた言葉が面白い。
以前、KY(空気を読めない)という言葉が流行りました。
では、AKYとは・・?
「あえて空気を読まない」だそうです。
若い人たち(学生)はAKYが苦手とのこと。
AKYが苦手・・は、サラリーマンも同じ。
サラリーマンの間では空気を読んでの立ち振る舞いができて一人前なんて言われています。
シンポジウムが終わって、名刺交換させていただいた方から「空気を読まない場はどう作るのか?」という質問をいただきました。
その時は、色々お答えしましたが、もう一度、お答するとしたら「組織のしがらみがなく、空気に左右されない人が場をつくる(リードする)」です。
私たちのような、組織のしがらみに影響されず、空気を無視できる外部の人間だから出来ること。
よく、先日、ある経営者の場でメンバー同士が「俺たち、上手く連携がとれているよな」という空気になっていました。
その時に、若手幹部の人から空気を読まずに「こういう問題が起きています。連携が取れていると言えますか?」との発言、
「俺たち、上手く連携がとれているよな」という空気が壊れました。
こういう空気を壊す人がメンバーにいれば、私の役割は、その空気壊し屋さんを応援する側に立ちます。
オフサイトミーティングならぬAKYM(あえて空気を読まないミーティング)。
私が行っている場はオフサイトミーティングよりAKYMというネーミングが実態を表していると思います。
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと , 組織変革