直接対話の「場」でコミュニケーションを取り戻す
2011/09/11
先日、大手企業労働組合の役員研修会で「職場のコミュニケーション活性化術」というテーマで話をさせていただきました。
コミュニケーションとは(あえて言うのも変ですが)、
人間が互いに意見や感情、思考を伝達し合うこと。
言葉、文字、身振りなどが媒体として使われる。
媒体とは意見や感情、思考を伝達するなかだちをするもの。
組織内でのコミュニケーション不全によって、
部門間の連携や上司と部下の信頼感、仲間との協力関係に、問題が起きています。
多くの企業では、コミュニケーション活性化に向けて、
「さん付け運動」「あいさつ運動」「ありがとうカード」「運動会」「飲み会補助」「ミーティングに制度化」「フリーアドレス」など様々な施策を行っています。
ただし、これは間接的で投網をかけるような施策。
効果はあると思いますが、私は、具体的に起きているコミュニケーションの不全が下人で起きている問題について、
今までと違う向き合い方の「場」をつくることで、意見や感情、思い、思考を伝達し合うことができると思います。
制度化や運動化、イベントも必要ですが、あまり逃げないで直接出会う、向き合う、ぶつかり合う、「場」が必要だと思います。
そのことを、先日の大手企業労働組合の役員研修会で話させていただきました。
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと