社員満足度調査をうまく活用する
2010/08/12
今日、風土改革支援先で、あるチームリーダーが部下との関係性やチーム員同士の協力関係などチームの問題について議論したいとの相談がありました。
色々伺っていると、自分が問題だと思っていることをチーム員に対してどう切り出したら良いのか、自信がないようでした。
チーム員の多くが、チームリーダーよりも年上とのことです。
突然「・・・・の問題について話し合いたい」というのも変だと思っているようです。
そんな時、この会社では毎年6月から7月にかけてES調査を行っていて、そのチームが所属している部門のES調査結果が出ている時期であることを思い出しましたので、その調査結果を活用することを提案しました。
この会社ではES調査結果を基に話し合いをしたいという提案は受け入れやすいからです。
この会社は5年前から毎年、定点観測という形でES調査を行っています。
最初は質問項目の作成やシステム設計などを支援しましたが、今では質問項目やシステム設計も全て自前でやるようになりました。
この会社のように定期的にES調査を行っていると、職場風土をテーマにした議論などし易いと思います。
調査しただけで結果を机の上に積んでいるだけではムダですが活用することを前提としての調査でしたら意味があると思います。
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと