「オフサイトミーティング訪問の旅」最終日
2010/07/02
4泊5日の「オフサイトミーティング訪問の旅」が終えました。
お会いした人は78名、当然ながら参加する人や職場の環境、部屋、世話人、が違えば「場」も変わってきます。
昨日のブログでも書きましたが、メンバーがその気になっているオフサイトミーティングの「場」は、その場にいるだけでも気持ちが良い。
オフサイトミーティング、元々は改革したいという思いのある人たちのシンボル的な「場」した。
そういう「場」にはコーディネーターなんていう役割の人は必要ない。
「場」そのものよりも、如何にその意思のある人物を集めるかが重要でした。
今も変革を目指した場づくりに、人材を集めることの重要さは変わりないと思います。
しかし、オフサイトミーティングも色々な使い方ができるように改良してきたために、「場」によっては無理やり集められた人が参加するようになる。そうなると、コーディネーターなんて人が必要になってくる。
無理にコーディネートした場は一見議論が進むように見えても変えようという力が少ないために改革には至らない。
今回のオフサイトミーティングの場には積極的ではない人も含まれていましたので、当然、熱気も低い「場」がありました。
それでも、無理にコーディネートしない分、まだ自然です。
自然とは、話し合っていくうちに改革は無理でも少しでも改善しようという気になることです。
オフサイトミーティングという場を使って話し合う狙いがここにあります。
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと