厳しくも温かい言葉
2013/06/30
昨日、出張から帰ってきたら一枚のはがきが机の上にありました。
とても懐かしいお名前で、当時は役員をされていた方でした。
拙著「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」(日経ビジネス人文庫)をいすゞ時代に仕事でお世話になった上司の方にも送らせていただいていますが、何人かの方から厳しくも温かいメールや手紙をいただきます。
いすゞの風土改革当時、いろいろな動きが同時に進んでいました。
主体性を重視するとは言っても、知らないところではかなり高圧的に改革を迫っていく人もいたようです。
はがきをくださった方も、高圧的に、無責任と受け止められる、一線を越えた改革を迫られたのかもしれません。
いただいたはがきには次のような厳しくも温かいことを書いていただきました。
「最後の一線を越えてアドバイスする時には相手の組織に心底漬かり込み自分でその会社のアウトプットも責任を取る覚悟がないと信頼を得ることは出来ないと思います。形だけではないということだと思います。」
これからの仕事においてもっとも大事にしなければならないことだと思います。
手塚利男
★「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」(日経ビジネス人文庫)2013年5月
日経まナビ!「今週のイチ押し書籍」で紹介されています。
★手塚利男の『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』(Nanaブックス)
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと