現場の情報上がらず
2013/04/24
今朝の日経新聞朝刊に自動車メーカーのリコール問題が取り上げられていました。
見出しは「届け出遅れ信頼遠のく」
小見出しに「○○自リコール問題」、「現場の情報上がらず」
このメーカーは過去にもリコールに対しての姿勢を問題視されましたが、改善されたと思っていました。
しかし、同じようなことが繰り返し起きるということは問題の根本のところが変わっていないのかもしれません。
根本のところとは、例えば企業風土です。価値観です。
仕組みや制度・ルール、体制などを変えても風土や価値観が変わらなければ、
仕組みや制度・ルール、体制は絵に描いた餅です。
企業風土や価値観は企業の成り立ちなど歴史からも影響されます。
多くの社員はお客様に安全な車を届けようと真剣に仕事に取り組んでいると思います。
そうでなければ、安心して乗ることもできません。
どういう企業風土なのでしょうか?
現場の情報が上がらないとはどういうことでしょうか?
組織の内部に入ってみないとわかりませんし、新聞報道だけで推測してはいけませんが、想像はつきます。
手塚利男
株式会社プロフェスのミッション:
『出会いから改革の思いに火をともす』
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと