働くということ
2012/12/25
最近、働くということはどういうことか?について考える機会がありました。
人の役に立つことでその見返りとしてお金をいただく、そのお金で食べていく。
逆にいうと、自分で食べる分は自分で稼ぎ、それが人の役に立つ。
最近は、若者の早期退職や、就職できない人が増え、社会問題になっています。
私が中学を卒業し、集団就職列車に乗って上京しました。
その当時とはずいぶん違いますから比較できませんが、当時は、就職をするか進学するか、家庭の事情ではっきりしていました。
私の場合は迷わず、親に無断で就職を選択。
就職先も自分で先生とだけ相談して決めました。
どんな職業を選ぶのか、自分に適した仕事は? なんて考えずに少ない職種から選ぶしかなかった。
ただ、なんとなく、トラックやバス、車にあこがれていたのでいすゞ自動車に決めました。
どんな仕事を選ぶ? その前に、親の世話にならないで如何に一人で食べていくかが最優先でした。
自分が食べる分を稼ぐのは当たり前、更に親に仕送りすることも必要だった。
私は時々しか、仕送りはしませんでしたが・・。
自分にどんな仕事があっているのかなんて実際にやってみないとわからない。
仕事そのものがどんなものかよくわからないで、自分に合っているか、どうかなんてわからない。
批判を覚悟で言うと、学生に対する就職支援制度があるが甘やかしすぎだと思うことがある。
中学を卒業してすぐ社会にでた私から言わせると、大学まで出してもらって・・・と思う。
もう一度「働くということ」はどういうことか、考えてみることが必要ではないか。
「最低でも自分が食べる分は自分で稼げ」と強く言える社会になっても良い。
食うためでも良いからバリバリ働く若者が増えないと社会の活力も高まらない。
自分で一生懸命働いて好きなものを買う。
私は、中卒でしたが45歳で総務部長に、48歳で関連会社の役員に、と、ありがたいことにいろいろと経験させていただきました。
与えられた仕事を一生懸命やることが大事ではないでしょうか。
「働くということ」は何か? 風土改革支援現場でも疑問に思うことが多々あります。
<続き後日>
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