卵側に立って風土改革支援したい
2012/09/04
組織風土の問題をわかり易く、組織内のあちこちに立つ「壁」に例えて話をする機会がありました。
その時に、ある方が、「壁というと、作家の村上春樹さんがエルサレム賞受賞式でのスピーチにも壁の話が出ていて面白いよ」と教えてくれました。
村上春樹さんのスピーチ全文
http://www.47news.jp/47topics/e/93925.php?page=all
講演要旨
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009021601000180.html
恥ずかしながら、私は一度も村上春樹さんの小説を読んだことはありません。
いつかは読んでみたいと思いますが・・・。
このスピーチの中に壁と卵が出てきます。
以下は講演要約から一部抜粋させていただいたものです。
「わたしたち一人一人は卵であり、壊れやすい殻に入った独自の精神を持ち、壁に直面している。壁の名前は、制度である。制度はわたしたちを守るはずのものだが、時に自己増殖してわたしたちを殺し、わたしたちに他者を冷酷かつ効果的、組織的に殺させる。」
とても深い内容です。全文読んで何となく自分の行動で理解できたのは、風土改革支援においては、私は卵側に立って支援したいということです。
私のミッション:「出会いから秘めた変革の思いに火をともす」
●手塚利男の『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』(Nanaブックス)
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと