黒字浮上!最終指令
2012/04/22
「黒字浮上!最終指令」(猿谷雅治・ダイヤモンド社)を昨日から今日にかけて再び読みました。
この本は前のブログでも紹介しましたが、
今から20年前に1度読んだのですが、最近、風土改革支援をしている企業に似ているので、もう1度読んでみたくなりました。
この「黒字浮上!最終指令」は鋳物会社を舞台に、万年赤字の会社の再生の目途が立たないなら閉鎖までやりなさいという命令を受けた出向社長が再生させるまでの物語です。
新たな設備投資や、その他の投資はできない。現有の設備と人員で再生しなさいという命令です。
従って、打てる手は組織活性化しか手はありません。
今から、20年前、いすゞ自動車の風土改革活動の一貫で、社員の有志が自主企画講演会として、「黒字浮上!最終指令」の著者の猿谷雅治さんに来ていただき講演会と勉強会をやりました。
その講演会と勉強会を側面から支援する役割として私も参加しました。
「黒字浮上!最終指令」は鋳物会社が舞台ですが、いすゞ自動車にも鋳物工場があり共通点が多々ありました。
組織活性化を柱に、万年赤字の会社を9カ月で黒字浮上させるのですが、著者の猿谷雅治さんがご自分の体験を基にした実録本です。
残念ながら、大分前に他界されましたが、多くのことを学ばせていただきました。
経営トップの方には1度読んでいただきたい本です。
私のミッション:「出会いから変革の思いに火をともす」
●手塚利男の『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』(Nanaブックス)
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと