自由な社風を大事にする会社が伸びてほしい
2012/03/10
業績が良いから社員にとって良い会社なのか?
と、思うことがあった。
以前、I社とT社の社員が交流した時の話。
その時、I社は経営再建中であり、風土改革中。
I社では社員側から経営側へ「おかしい」と思うことを
発言、提案できた。
経営側も聞いてくれた。
かたや、T社は、
「おかしい」と言っても、
「きちっと収益を出し、トップ企業なんだ、何が問題だ」と、
と、受け付けてくれないという。
「良いですね、I社は、おかしいという声に耳をかたむけてくれて」
という感想が返ってきた。
トップ企業で、経営も安定しているということは、
社員の明日も保証されていること。
名刺交換でも、「T社ですか!」と言われ、胸が張れる。
I社は経営再建中、明日の保証がない。
しかし、I社は「自分たちの力で会社を変える」という意気込みが、
伝わってくる。
I社は自由な社風を取り戻そうとしていた。
かたや、T社は仕組みで縛られ自由度が少ない。
社員にとって、どちらが良い会社なんだろう。
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと