掃除のおばさんのミッション
2012/03/06
最近、一人ひとりがミッションを持って仕事をしたら変わるのにと思うことが多々ある。
私が勤務していた会社の研修所の話。
その研修所でいつのころからか宿泊する部屋や、研修室、トイレなどのあちこちに草花の一輪ざしが目に入るようになった。
花も道路脇に咲いているような、どこでも手にすることができるもの。
容器もコップや牛乳瓶などを使っている。
研修所の人に草花のことを聞いた。
返ってきた答えは、「先日、研修所のミッションは何か?というテーマで話し合った」と言うことだった。
その話し合いには掃除のおばさんたちも参加したとのこと。
ミッションは「お客様に気持ち良く安心して研修に集中できる場を提供する」というような内容だった。
そのミッションを受けて掃除のおばさんたちが自分たちにできることを話し合った。
その結果、ただ日程に合わせて掃除をするだけでなく、季節の草花を採って来てトイレや宿泊部屋に飾って、気持ち良く過ごしてもらおうと決めたそうです。
ミッション「お客様に気持ち良く安心して研修に集中できる場を提供する」を意識することで、ただ掃除するだけでなく、気持ち良く過ごしてもらうために一工夫する。
どのような仕事でもミッションを持つことで仕事に向かう姿勢が変わるということだと思います。
私のミッション : 「出会いから変革の想いに火を灯す」
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと