コミュニケーション(相手との関係を築き、お互いを変えていく行為、仕掛け)が健全に行われているかが組織再編の成否を決める
2012/02/07
長すぎるタイトルですが、組織内のコミュニケーション不全な状態では、組織の再編をやろうと思っても心理的な混乱や不要な葛藤を倍増させます。
しかし、組織再編を進める側は組織内のコミュニケーションの重要性を理解していない。
一通り説明して「会社が決めたこと」として進めていく。
計画を進める側に力があれば、心理的な混乱や内容に多少の問題があっても“再編”という形を作ることはできます。
新しい組織図ができます。
しかし、社員の知恵を活かすことができれば再編後もスムーズに立ちあがる事ができ、狙った成果以上の結果を出すことができます。
従って、組織再編に対して前向きに捉えられるようなコミュニケーション環境を作ることが大事です。
最近、あるお客さまのところで、そんな話をさせていただきました。
手塚利男
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと