技術は最高水準でも、人的、組織的、制度的、文化的安全性の水準はどうか?
2012/01/14
夕方、スカパー番組の朝日ニュースター で「再び問う! 原子力行政7つの問題」をやっていました。
ゲストは「官邸から見た原発事故の真実」の著者、前内閣官房参与の田坂広志さん。
日本の原子力技術が世界最高水準にあると言われていますが、
番組では、私流に解釈すると技術は最高水準でも、
人的、組織的、制度的、文化的安全性、は最高水準かと見る必要があると言っています。
本質的な問題に目をつけていて、面白いなと思いました。
そういう目で見ると、東日本大震災での原発事故では、
人的、組織的、制度的、文化的安全性、の課題が見えてきました。
私は企業の経営改革支援において、風土(文化)体質面からの改善支援をしていますが、
田坂広志さんのご指摘には納得です。
ハード的面の技術は最高水準でも、人的、組織的、制度的、文化的安全性は最高水準か?
私の専門分野からいうと、特に、人的、文化的安全性に興味があります。
『出会いから変革の想いに火を灯す』手塚利男
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと