改善が後戻りしている&ジャンプなしのラジオ体操
2011/11/12
昨日まで、川崎市内のホテルで一泊二日の合宿
ミッションと企業理念をテーマにした議論の場を支援
そのホテルは、いすゞ自動車に勤務していた時に、イベントや講演会等で利用していました
今回、十数年ぶりに利用、宿泊までするとは想像もできませんでした
夜、部屋から川崎駅周辺の夜景をみていると、さいか屋など、なつかしいデパートが目に入ってきます
今回支援している企業とは10年のお付き合い
議論の中で、営業所での働き方の問題が出てきました
9年前にも同じ問題が起きて、オフサイトミーティングを使って本質問題を顕在化し改善しました
事例として、「ギスギスした職場がなぜ変わらないのか」(Nanaブックス)のP157で紹介しています
しかし、議論を聞いていると後戻りしていることがわかった
当時のマネジメントのあり方も変えたはず
上司が変わって、方針が変わって、改善が後戻りする
何が問題か?
もう一度改善に取り組みたい
10年近くお付き合いしているからこそ、改善のその後も見届けることができる
幸せなことです
話は変わりますが、ホテルで面白いことがありました
その企業は毎朝、ラジオ体操と理念を唱和して仕事を始めます
研修でも同じです
どんな狭い研修会場でもラジオ体操をします
今回も同じくラジオ体操をしました
ところが2日目の朝、ホテル側から
「ラジオ体操は良いが、ジャンプしないでほしい」
との依頼
理由はパーティー会場は広い間取りになっていて柱が少ないので
50人の人が一斉にジャンプすると・・・
何かが起きるんでしょうね
床が抜け落ちるとは思えませんが
従って、ジャンプするところは、腕だけパタパタと広げるだけ
ちょっと変な体操になりました
●手塚利男のつぶやき
http://twitter.com/tezukatoshio
●手塚利男の『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』(Nanaブックス)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901491873/
●「活気あるチームのつくり方」株式会社アイ・イーシーの通信教育
http://www.iec.co.jp/products/course/business_skill/tu-04790/tu-04790.html
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと