ES調査と上司の役割
2010/12/16
ES(社員満足)なくしてCS(顧客満足)なし。
これは多くの経営者やリーダーが実感していることであり、マネジメントの軸にしていることです。
私が風土改革支援しているお客様でも経営の評価表として「ES」に取り組んでいます。
しかし、このお客様のES調査の設問項目は一般のES調査とは異なります。
意欲的に仕事に取組みたい、積極的にチャレンジしたい、主体的に取り組みたい、という人が満足しているか、そういうマネジメント(役員も含めて)が行われているか、上司の役割を問う内容になっています。
単に多くの社員が満足しているという事ではなく、経営の意思を示して、それに対してマネジメントが行われているか、という問うものです。
したがって、同じ設問を明確な意思を持っていない会社でアンケートをした場合は“マネジメント層に対する批判”と受け止められることもあります。
そのためにも、その会社がどういう会社でありたいのか、どういうマネジメントを行いたいのかによって設問項目を変える必要があります。
先のES調査を行っているお客様のところでは常に“上司の役割は何か”が問われていますので、どのような結果が出るのかを一番意識しているのは経営層であり役職者層です。
いい意味での緊張感が必要です。
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと