連携強化のヒントは陸上リレーにある
2010/10/01
先日、課の連携について議論しました。
その時に、ある課長が、
「連携、連携と言われるが、お互いに何を大事にしているか見えなくなっている」
「情況が刻々と変わる中、自分の課の優先課題と、他の課の優先課題が違っていると、頼まれても後回しになる」
「部のミッションは共有しているが、日々取組んでいる優先課題が違ったりしている」
そして、その課長は、
「陸上のリレーではバトンを渡す直前まで相手と刻々と変わる情況を共有し、完全に自分の手からバトンが離れるまで相手に気を使う」
と。
この日、課と課の連携を上手くしていくために決めたことは、
「それぞれの課の情況が変わり、課題の遅れ進みや優先する課題が変わってきたら共有し合おう」
を決めました。
具体的には、課題の進捗を見えるようにすることと、週に1回集まり情報交換を行う、また、緊急の場合はパッと集まることにすることを決めました。
今後の変化を見守りたいと思います。
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと