暑さを吹っ飛ばすチームづくりを支援
2010/07/23
今日も「暑いですねえ」という挨拶で始まった1日でした。
みなとみらい21地区を歩きましたが、緑が極端に少ないためか、気温以上に暑く感じました。
そんな暑い中でも、多くの人は足を速めて職場に向かっているように思います。
しかし、向かった先の職場でギスギスしていて気持ち良く仕事ができないとしたら、暑さ以上にダメージを受けてしまいます。
今日は、風土改革支援先である職場の風土的問題を探るために個別ヒアリングを行ってきましたが、最終日でした。
職場のキーマンを紹介していただき多くの方から話を伺いました。
なぜ、1人ひとりは力があるのにバラバラな行動をしてしまうのか、そのバラバラな状態をリーダーはまとめることができないのか。
色々な角度から話を伺ってみると、スポーツチームでいうと「何がなんでも絶対に勝つぞ」という意欲のあるチームではなく「勝てれば良い」という手程度のチームになっているのではないかということです。
「何がなんでも絶対に勝つぞ」というチームではチームメンバー同士も厳しく向き合います。
自分勝手なプレーをしていれば互いに注意し合います。
チームリーダーとして、勝手なプレーをする選手は外すこともします。
それは「何がなんでも勝つぞ」という高い目標があるからです。
しかし、「勝てれば良い」程度のチームは互いに“干渉せず”という意識が出てきやすくなります。
今回、多くの方に面談して問題構造が見えてきました。
暑い時期ですが、その暑さを吹っ飛ばすチームづくりを支援していきたいと思います。
2010年7月22日
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと