仕事へのこだわりと自分勝手は紙一重
2010/07/20
風土改革支援先のある技術職場での話です。
その職場では長い間高い負荷がかかっていました。
本来なら明日の仕事がメインの職場ですが、今日の事をこなすのが精一杯といった状態になっています。
そういう職場ですから、やらされ感が強く、まずは自分の課題をこなそうというような考えが強く職場の仲間のことまで考えられない状態になっています。
また、1人ひとりが自分の仕事の仕方に自信とこだわりを持っています。
それはそれで良いことですが、ただ、難は、自分流にこだわるあまり納得するまで動きません。
心やさしいチームリーダーにとってはそういう個性的な集団を率いていくには大変なことのようです。
職場内もギスギスしていますので、そこでもロスが発生していることは間違いありません。
チーム内の状態は社員満足度調査でも「職場のヨコの連携がよくない」という結果も出ています。
今後、その職場に対して職場のメンバーが職場のミッションを頭において如何に連携が取れるように支援していきますが、どのような変化をするのか楽しみです。
変化が起きましたら本ブログで紹介します。
2010年7月20日
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと