落ち着いて話ができる環境は人によって異なる
2010/07/05
今日は風土改革支援ミーティングを行いましたが、参加者から落ち着いて話ができないと言われました。
それは座り方のことでした。
風土改革支援現場で立場を越えて互いに弱みを見せあいながら議論しようと、座り方などを工夫します。
今日も、机を外して椅子だけで、しかも丸い形にして上司や部下、役職の違いを意識しないようにしました。
机をなくして互いに腹を見せ合うことも、互いに弱みを見せあい、安心感を引き出すことにつながると考えていました。
ところが、落ち着いて話合いができないという人が出てきたのです。
実は、私もそうですが(笑い)
机がないと、メモも取れないし資料を広げることもできない、議論に集中できないというのです。
今回は参加者の意思を尊重し、机を使ってできるだけ丸く座れるようにしました。
机を外して腹をみせあう、遮るものを無くして、安心感を演出することも必要です。
しかし、逆に落ち着かない人もいることは無視できせん。
また、日常、会社の中では机なしで椅子だけで座っているわけではありませんから、あまり非日常を演出しても逆効果です。
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと