お会いするだけで、メールの内容がストンと納得
2010/05/14
昨年の3月に「ギスギスした職場がなぜ変わらないのか(手塚利男・Nanaブックス)」を出版しました。
その時に、ある方に献本をさせていただきました。
その方は、工場革新のコンサルティングをされています。
献本させていただいた時に、「君、良くやったね。なかなか良い本じゃないか」と言われるのを一方的に期待していました。
そういう事を期待するのは変な話ですが・・・。
ところが、褒められるという淡い期待も、吹っ飛ぶような厳しいメールが飛んでしまいました。
組織風土改革というテーマに対しては、その方も強い思いがあるようですが、私の「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」からは期待したモノが得られなかったようです。
ちょっと厳しい内容のメールでしたのでがっかりし、さっと読んで、さっとお礼のメールを返しました。
まだまだ未熟な私です。
それから、約半年が経ってその方と別件でお会いしました。
工場の改善とトップマネジメントの役割、改善と組織風土の関係などその方の思いや意見を伺いました。
その方の熱い思いのベースに、「強きをくじき、弱きを助ける」があり、正義の味方月光仮面みたいな人です。
人の気持ちをとてもよく考える人なのです。
熱い思いをたくさん聞かせていただきました。
家に帰ってきてから、先の厳しいメールをもう一度読んでみました。
そしたら、メールの内容がストンと納得できたのです。
あらためて読み返してみるととても温かい内容のメールでした。
カテゴリ:ほっと一息