ギスギス本の効果
2009/09/30
昨日から今日の2日間名古屋方面に出張しました。
久しぶりの新幹線での出張でした。
昨日は曇りでしたが、富士山を見ることができました。
富士山の頂上付近を雲が覆っていて毛糸の帽子をかぶっているようです。
今日、お客様のところで工場の革新活動に対して、社員が積極的に、且つ、階層や職種を越えて一体となって取り組めるようにするには役職者としてどう支援するかについて議論しました。
議論の中で、「革新活動の節目で『打ち上げ会』と称して互いに労を労うことにしました。これは、手塚さんの『ギスギス本』の事例から参考にしました」と言っていただきました。
とても嬉しく思いました。
プロジェクト活動などが終了したら、打ち上げなどを行ってメンバー同士で労を労うことはとても大事です。
なぜなら、プロジェクト活動中には意見の違いから対立も起こります。対立もプロジェクトの成功によって解消されることが多いのですが、内容によってはしこりが残る場合もあります。
そのままにしておくと解消されることなく次のプロジェクトでも再発する可能性もあります。
それを「打ち上げ会」などで「あの時は無理言って悪かったね」「いや、良いんだよ。こちらこそ、ムキになって・・・」などと話し合うことで解消されれば次に引きずりません。
ちょっとした時間でも良いですから、是非、互いに労を労う「場」をつくってください。
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと