「会社や部門の方針が伝わってこない」という声は誰に向けて言っているのか?
2009/05/31
風土改革の支援先では「会社や部門の方針が伝わってこない」とか、「役員の本気は伝わってこない」という声を聞きます。
先日も、そういう話を部門のトップ層にいる人たちと情報交換をしていました。
「会社や部門の方針が伝わらない、役員の本気が伝わってこない、というのは、本当は自分たちに言っているのだと思う」
「部下は、身近な我々に言えなくて、多少距離のある役員クラスにその不満を向けているのではないか」
「われわれ上司たちが、伝える役割を果たしていないということを部下たちは言っていると受け止めなくてはならない」
という話をしていました。
確かにそうです。
本当は誰に向けて言っているのかをよく見る必要があります。
私も色々な人と話をしているうちに「あっ!そうだ。見落としていた」というように気付くことがたくさんあります。
だから、人と話をすることが大事ですね。
気楽に、真剣に。
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★本の紹介
★風土改革が成功する秘訣を書きました。職場風土を変えたいと思ったときに読んでください。
★タイトル名:『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』
★著者:手塚利男
★出版社:Nanaブックス
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと