オフサイトミーティングはキーマンとの出会いの場
2009/05/01
風土や体質の問題を顕在化するためには立場や利害、言ってはないないという空気の枠から離れて話し合う必要があります。
その、利害や立場、空気、等、長い間縛られてきた枠から“出る”ことを強く意識した場をオフサイトミーティングの場とし、その場を上手く使いながら組織の風土や体質の問題を顕在化します。
一方、オフサイトミーティングには色々な人が参加し、色々な話をしますので、私にとっては問題が見えてくると同時に、この会社にはどういう人がいるのかが分かりますし、外部の人間である私にとっては隠れたキーマンとの出会いの場となっています。
従って、お客様側にとってもオフサイトミーティングは有効な場でもありますが、私がお客様をより深くしるための大事な場でもあります。
私の著書「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」ではオフサイトミーティングの事は詳しく紹介しませんでしたが、オフサイトミーティングは職場のギスギスの原因を顕在化するにはとても有効な場です。
ギスギス本を見ながら社内でも試してみていただきたいと思います。
★新刊 手塚利男『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』(Nanaブックス)
たちまち6刷!!
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと