著書「ギスギス本」にかけたもう一つの思い
2009/04/07
「ギスギスした職場はなぜ変わらないのか」は嬉しいことに4刷が決定しました。
3月15日に発売でしたから、とても嬉しいです。
取材では「出版しようという思いは?」と聞かれました。
その時は、
ギスギスした職場を「こういう捉え方で、こういうやり方をすれば、変えられますよ」と具体的に示したかった。
「誰でも(変えたいと思っている人)身近なところから変えられることがある」ということを示したかった。
と、答えました。
しかし、実はもう一つありました。
それは、私を育ててくれたいすゞ自動車の社員の方、特に、過去に風土改革に取り組んだということを知らない社員の方に、「過去にこういう活動をしたんですよ、こういう活動をした先輩がいたんですよ」ということを知ってほしい。
「こういう活動ができるDNAが残っていますよ」ということを知ってほしい。
というのがもう一つの“思い”です。
先日、いすゞのOBの方にお会いしました。
「こんな本をだして!」とお叱りを受けるかなあと思っていたら「良く出してくれたね。売れるように応援するよ」と言っていただきました。
その一言でほっとしました。
いすゞ自動車を取り巻く環境は厳しいものがありますが、社員の力で改革していってほしいと思います。
話は変わりますが、今日も良い天気でした。
事務所の窓の外に見える桜を楽しみながら仕事をしていたら、「あれ!」と思いました。
なんと、カラスが桜の木に巣をつくっています。雛が孵ったのでしょうか、しきりに餌を運んでいます。
なんと贅沢なカラスです。
写真の中央の黒いところがカラスの巣です。
★手塚利男『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』3月15日発売
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901491873/
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