介護現場に入って348日目~悲しいこと、嬉しいこと
2021/11/21
退院後、久しぶりの職場
ずいぶん長く感じたが2週間ぶりだが、うれしいことと悲しいことがあった
悲しいことは、
2週間とちょっといない内に1階と2階のお二人が亡くなられていたこと
2階のYさん
退院した後に施設で亡くなられた
入院された夕方、少し苦しそうになれている中、救急車がくるまで一緒に待つことになった
その時、「ありがとう」と言って手を握ってくれた
あれが最期の別れとなった
1階のIさん
入所された時からのどの手術で声帯がなくお話ができなかったがこちら側の話していることは聞いていただけたので筆談も交えて会話ができた
当初はコーヒーがお好きだったがご病気の再発と同時に入退院を繰り返している内に体力と意欲もなくされコーヒーも飲まなくなった
覚悟を決められ後、食も細っていった
医者の許可を得てお好きな水割りを鈴のオシャレなグラスで楽しまれていた
最期のお別れができず残念
もう一つ悲しいこと?心配なこと?がある
それは不在中に起きたスタッフ間の感情的な対立があったとのこと想像はつくが、一部の人からは
「手塚さん、何とかしてくださいよ」
と悲願された
何とかしたい
嬉しかったこと
前にも書いたが
多くの人に暖かく迎えられた
遠くにベテラン組から「良かったね」の声が多かった
「俺ってこんなに頼りにされていたっけ?」
不思議な気持ち
驚いたことに3階の利用者のMさん
言っていることがはっきりわからなかったが復帰できて良かったね
と満面笑顔で迎えてくれた
当初は久しぶりなので仕事に慣れるため
日勤で1階、2階、3階、の各階から応援の依頼があれば手助けにいく
しかし、
1階担当の介護スタッフが休みとなったためその穴埋めに
仕事が始まると一気に2週間まえの私に戻ったようだ
慣れてきたらスタッフ間のコミュニケーション改善に取り組みたい
カテゴリ:介護の仕事