働く姿に感動しました
2015/12/09
先週、キッザニア甲子園に行ってきました。
と言っても孫とではありません。
大人2人だけです。
実は、私が風土改革の支援をしているボイラメーカーがキッザニア甲子園のスポンサー企業になっています。
数あるアトラクションの中に「ボイラエンジニアリング」があります。
どんなアトラクションなのか、どんなことをやるのか、子供たちがボイラエンジニアとしてどんな表情で、どんなことを体験しているのかとても興味があったので、前から見学させていただきたいと思っていました。
今回、無理にお願いして「ボイラメーカーの方も一緒ならよい」ということで見学させていただきました。
一般人では絶対にできない貴重な体験をさせていただきました。
キッザニア甲子園の隅々まで案内していただき、特に、「ボイラエンジニアリング」のアトラクションでは建物内に4人の子供たちと一緒に入らせていただき、間近で見学させていただきました。
キッザニア甲子園の街の機械などを動かしている蒸気、ケーキ屋さんなど食べ物屋さんで使っている蒸気、その蒸気を作っているボイラ、縁の下の力持ち的ボイラのメンテナンスをする仕事という設定でした。
ヘルメットもユニホームも本物と同じ(サイズだけ違う)のものを身に付けて始めます。
ボイラの基礎知識を得てスタートです。
ボイラの監視モニターが異常を知らせます。
故障のパターンは10数パターンあるそうですが、今回は正常に燃焼していないという設定でした。
ちゃんとチェックシートを使って異常の内容や異常発生の原因を絞っていきます。
酸素と空気のバランスが悪いのではないか、ということで酸素と空気の調整、これがなかなかうまくいきません。
4人の子供合図を出し合って一歩一歩正常な状態に近づけようとします。
指導する大人(女性)がいますがアドバイスをするだけで手は貸しません。
私も側で見学していてハラハラ、ドキドキ、「どうするんだろう」と思っていました。
何度も何度も4人の子供たちが交代しながら調整し、ようやく正常な状態に復帰させました。
私も「おお!」と声を出しそうになりました。
ようやく仕事が終了し、ご苦労様でした給料として8キッゾをいただいていました。
子供たちの真剣で生き生きした様子、凄いな、と私もお給料をあげたい気持ちになりました。
ボイラという街の縁の下の力持ち的存在の仕事はたくさんあります。
あの子供たちも将来、表に出る仕事もいいですが、縁の下の力持ち的な仕事にも興味を持っていただきたいと思いました。
ボイラエンジニアという少し地味な仕事なので子供たちが集まっているか心配していましたがたくさんの子供たちがイキイキと取り組んでいたので、ボイラメーカーの一社員になったように嬉しく思いました。
担当の方に聞くと子供たちは本物そっくりのヘルメットやユニホームを着て、機械をいじるのが好きなのだそうです。
そういえば、ウチの孫も私がおもちゃの電池を交換するときにドライバーを使っていると自分もやりたいと言って一生懸命に小さな手で大きく太いドライバーを右に回したり、左に回したり、真剣にやっています。
その他のアトラクションでも子供たちが真剣に仕事をしていました。
ウチの孫にも是非体験させたいと思って帰ってきました。
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