積み上げ方式
2012/12/01
予算削減や業務時間短縮で今まで以上の高い目標に取り組む時には「積み上げ方式」では、新たな発想は生まれない。
これは、多くの企業で改革に取り組んでいる人たちや経営者の共通した認識ですね。
例えば、これまで3時間かかっていた段取り替え作業を3分でやるにはこれまでやってきた作業のムダとりという取り組みでは絶対に達成できない。
発想を180度変えることが求められます。
しかし、原発をどうするかという議論になると多くの経営者は積み上げ方式を支持しているように見えます。
CO2排出目標を決めた時も、積み上げ方式的な考え方で、非現実的だと言って反対の声が大きかったように思います。
手塚利男
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと