両面あるいは複数の面から見ることが大事
2012/01/04
情報は複数の面から得ることが大事
当たり前ですが、あらためて気付かされたのは昨年の東日本大震災以降の新聞報やTV報道、ネットからの情報からです。
津波の被害に関するTVから流された映像や新聞報道は画にし易いものだけを選んだという情報もあります。
福島原発では大手メディアから流される情報とネットで配信されている情報でも大分差があるようです。
私たち一国民は生の情報を得る手段がありませんのでどちらも本当のように思いますが・・・。
原発事故直後に、あるスポーツクラブのサウナで男性3人が「原発が大変なことになっているらしい」という会話をしていました。
その時、私は、「何を言っているんだ、報道では心配ないと言っているじゃないか」と心で思っていましたが、今になって、彼らの言っていたことが本当だったと、ぞっとします。
第二次世界大戦中の大本営発表の時と同じではないかという人もいます。
「大丈夫だ」「心配ない」という報道・・。
私が得る情報の9割は大手メディアから流される情報ですが、ほんのわずかですが、スカパーで放映されている「朝日ニュースター」の情報にも注目しています。
同じことですが、組織風土改革支援の現場でも起こります。
組織の問題を探るために色々な方に対してインタビューしたり、話し合ったりして何が本質的な問題か、仮説を立てますが、インタビューをする人、インタビューを受ける人によって問題とすることが違うということがあります。
意図的に、両面、出来れば複数面から見る必要があります。
『出会いから変革の想いに火を灯す』手塚利男
●手塚利男のつぶやき
http://twitter.com/tezukatoshio
●手塚利男の『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』(Nanaブックス)
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと