2011/12/25
ベストセラーたちと考えた人生戦略
先日(12月23日)、株式会社アンテレクト主催の「ベストセラー著者たちと考える人生戦略」という場があり、参加しました。
「40代男塾」(高橋恭一・李白社)という本の出版記念セミナー、定員160名ですがほぼ満席でした。
40代男塾なのに、60歳を目の前にしている私のようなオヤジが参加して良いのか迷いましたが、“気持ちは40代”胸を張って参加しました。
「40代男塾」(高橋恭一・李白社)には30人の著者が登場、当日のセミナーには20人の著者がパネラーとして登壇するという豪華版。
エネルギーの塊のような人たちの場でしたのでたくさん刺激をいただきました。
刺激というか印象に残ったパネラーの言葉、私のノートには次のようなメモがあります。
○出来ない理由を知る。今がベストでなければ、いつがベストか。
○想定外のことが起きるのは当たり前と考え、20代30代は金を貯めるのではなく自分に投資する。40代は増やすより守ることを考える。
○今、本を1冊選ぶとしたら浅井彰さんの「構造と力」。
○リーマンショック以降変動期、逆に大きなチャンス。マレーシアに住んでシンガポールで投資。
○質の高いメールは知らぬ間にお客様が増える。
○一般社員も役員も会社を辞める理由は、色々な理由を言うが、なんだかんだ言ってもやっぱり「その人が嫌い」が9割。
○辞める時には会社と上司を味方にしておくこと。
○人間関係の上手い経営者は、感謝できる能力を持っている。人間関係の下手な経営者は感謝できない人。
○マネジメントは役割、職務。リーダーとは周りからその人をリーダーとして認められた人。
○複数の事業を成功させるには、その業界のプロと組む。本気を示す、そのプロのやり方を認める、任せる。
○上司の気持ちをつかむには、困っていることを見せる。みっともないところを見せる。
○好感をもたれるフェイスブックは淡々とコツコツと、時には写真などつけて書いている人が信用される。
○東日本大震災の後、東北地方の日本酒が不足、手に入りにくくなっている。逆に西日本の酒が売れず、蔵元が危ない状態。多くの人が東日本に向いている今、ビジネスは西日本にチャンスあり。
○ベストセラーを出すコツは、ベストセラーが出るまで書き続ける。毎日、5分でも10分でも場所を選ばず書き続ける。
○妻や夫をビジネスパートナーとして上手くやるには怒らないこと。
○経営者として人生のパートナーの条件は、甘えさせてくれる、家に帰ったら甘えられる関係。
多くのことを学んだ場でした。
『出会いから変革の想いに火を灯す』手塚利男
●手塚利男のつぶやき
http://twitter.com/tezukatoshio
●手塚利男の『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』(Nanaブックス)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901491873/
●「活気あるチームのつくり方」株式会社アイ・イーシーの通信教育
http://www.iec.co.jp/products/course/business_skill/tu-04790/tu-04790.html
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと