改革のキーマンに求めたいこと
2011/12/07
企業風土改革支援現場で、「本当にこの人が活躍してくれたら改革が進むのになあ」と思うことがあります。
視点が広く、実務にも強く、組織風土を変え、仕組みも変えていくことができる人。
一番は「私はこれを変えたい」という思いが強い人。
しかし、そういう人にかぎって、対立構造を作りやすく、周囲からもつまらない批判をうけることが多い。
思ったことを率直に言ったり、相手の気持ちがどういう状態かを気にしないで言ってしまう。
せっかく改革をしていく力があるのに周囲を巻き込むのができない。
批判姿勢が強く、良いことを言っても相手が耳をふさいでしまう。
バランス型ではなく、少し見方や行動が偏っているが、変えたいというエネルギーが人1倍強い。
問題意識の出し方、わだかまりを一旦脇において相手と向き合う度量を持ってくれたら、
この人が活躍できて改革が進むのになあと思う人はいます。
『出会いから変革の想いに火を灯す』手塚利男
●手塚利男のつぶやき
http://twitter.com/tezukatoshio
●手塚利男の『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』(Nanaブックス)
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと