再発防止のためには、本質的な問題まで掘り下げる必要があります
2011/12/04
先日、福島第一原子力発電所の事故調査の中間報告がありました。
報告書について詳細を見ていませんが、マスコミ等で知る限り、
例えば、
原発事故に原因に、想定以外の津波をあげていますが、
3年前に10メートルを超える津波のおそれがあるとの独自の試算をしながら、
「根拠のない仮定だ」として国にすぐ報告しなかった、
とあります。
中間報告ですから、もっと掘り下げて調査されると思いますが、
これだけで終わってほしくない。
例えば、“「根拠のない仮定だ」として国にすぐ報告しなかった”のはなぜか?
報告すると、対策を考えなくてはならないからか?
報告すると、国から対策をするように指示されるからか?
設備投資に絡むような対策はしたくないからか?
などなど・・。
再発防止のためには、本質的な問題まで掘り下げる必要があります
立場や利害を離れて・・・、勇気をもって・・・。
『出会いから変革の想いに火を灯す』手塚利男
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと