危険性の高い設備施設を管理運用している企業に求める誠実で嘘をつかない企業風土・体質
2011/07/08
私たち大人は子供に対して正直であれ、嘘をつくな、と言ってきました。
企業も同じだと思います。
経営者は社員に対して、お客様からの信頼に背くような行為をしてはいけないと言ってきたはずです。
ところが、一般市民を装って原発容認を臭わすようなメールを送るように指示したという問題が起きています。
原発を容認する声を多く見せる、容認の声の数を多く見せようという、事実を操作するという行為です。
では、これが、原発の施設内で、住民や第三者の目がいかないところで起きてはほしくない事故が起きた場合も、企業側に都合の悪い情報も操作するのでしょうか?
TVや新聞では電力会社の「体質」の問題と言っています。
私は、原子力発電所のように危険性の高い施設を管理運営している企業は他の企業以上に誠実で透明性が高い、企業風土・体質であってほしいと思います。
どんなことでも隠さない姿勢を他の企業以上に強い体質であってほしい。
どんなに、設備そのものの安全対策、事故が起きた時の対応手順、マニュアル、日々の訓練、などのハード面の準備が出来ているだけですダメだと思います。
それを活かすも殺すも人間ですから、誠実さ、透明性、勇気ある判断・行動ができる、というようなソフト面の企業風土・体質も評価する仕組みが必要だと思います。
誠実さ、透明性、勇気ある判断・行動ができる、というようなソフト面の企業風土・体質に問題があれば稼働させないということも必要だと思います。
企業の風土・体質の問題改善を支援してる私として、強くつよく訴えたいと思います。
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カテゴリ:組織変革