誰の提案かは関係ない。提案内容に目を向けてほしい
2011/06/23
以前、工場革新活動で、「あいつが工場革新の旗をふっている間は協力しないよ」と言われたことがあります。
私が、工場革新推進側として工場現場のマネジメント層の方と話し合っていた時です。
まだ若かった私は、内心では「工場革新をするというのは会社方針でもあるし、提案された内容が良ければ、誰が提案したのかということは関係ないのではないか」と思いました。
しかし、提案内容に関係なく、誰が言っているかを優先してしまう。
そういうこともあって、高いレベルを目指した工場革新は進まなくなりました。
そのうちに会社が赤字に・・・。
今、同じことが政治の世界でも起きています。
「あいつが気に入らないから・・・」という判断や言い方は人間らしいと思いますが、しかし、もっと志を高く持って国のため、国民のためにはどういう行動を期待されているのかはわっているはず。
優先順位が国民とはずれているのか?
そういう判断ができない人たちではないと思いたいのですが、メディアも評論家も、これまでの体質を引きずっているようです。
会社だったらたちまち大混乱になります。
その世界も大企業病にかかっているようです。
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カテゴリ:組織変革