技術の問題ではないのではないか
2011/05/12
上司に本音語れず、6割
昨日(5月11日)の日経新聞の東京・首都圏経済面に掲載されていた記事です。
採用支援をしている会社が調査したところ、今年4月に就職した人の6割が上司に仕事の本音の話ができないと考えていることが明らかになったとのことです。
そして、「自分自身の本音を伝達する技術がまだ拙いのではないか」と言うことです。
6割と言う高い数値にも驚きます。
しかし、技術の問題なのかと疑問に思います。
技術の問題ではなく、それだけ今の組織が病んでいる、上司と部下の人間関係、職場風土が病んでいると見ても良いのではないでしょうか?
組織の病みや上司と部下の人間関係、職場風土の問題が新人や立場の弱い人に現れます。
その辺りにも目を向けてほしいと思います。
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カテゴリ:組織変革