変革には外の視点が必要
2010/12/29
来年早々にある県の自動車整備振興会が主催する研修会で講演を予定しています。
その下調べとして、今日は、知人でもある中規模の自動車整備会社の社長にお会いしてきました。
その方は、自動車会社のリストラで退職し今の自動車整備会社に転職、力を認められて社長に就任、その後、経営改革を行い見事に強い特長ある会社に変えました。
ポイントはそれまで全て社長の指示でやらされ仕事をしていたのを、主体的に仕事を行うようなマネジメントに変えたこと。
改革に取組んだ社員の中に自動車会社のリストラで退職して転職してきた人たちもいたそうです。
変革を行う時は、外の視点も必要だということですね。
整備技術面の課題として、自動車にはコンピュータが使用されているが、その自動車が故障した時に使う診断機がカベになっているという。
自分の整備会社で故障診断をする場合、メーカーが指定している診断機が必要になります。
そして診断機を導入したくても、メーカー側がブラックボックス化しオープンにしてくれないという“抱え込み”がカベになっているようです。
今は、オープン化に向けて動き始めているようですが・・・。
メーカー側も高機能な車を作るのも良いと思いますが、多くのディーラーだけでなく多くの自動車整備会社でも簡単に診断できるように考える必要があると思います。
今日は、自動車整備会社を取り巻く環境、どういう戦略を考えてるのか、等、いろいろ教えていただき、とても勉強になりました。
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと