直接対話にこだわっている会社だから社長もオフサイトミーティングを活用している
2010/08/31
昨日、風土改革支援先の役員の方と、e-mailやmixi、ブログ、twitter、などの「電子版ワイガヤの場」が普及していることについて意見交換させていただきました。
最近、多くの企業で直接対話が少なくなっていることは多くの人が実感しています。
それを補完する機能として、e-mailやmixi、ブログ、twitter、などの「電子版ワイガヤの場」が普及しているのも事実です。
この会社では上記のような「電子版ワイガヤの場」がどのように進化浸透していくのか意見交換をさせていただいた。
結論として、この会社では、「電子版ワイガヤの場」はあくまでも補完機能の1つ、どんな時代になっても人と人とが直接対話することを大事にし、直接対話するために必要な予算も確保していくという話でした。
この会社は、ある分野では国内シェア6割を越えており海外展開も積極的に行っている。全国に拠点があり出先の生の情報も刻々と入ってくるような仕組みも持っていることも強み。
世の中のIT環境の変化に合わせて柔軟に対応してきており、TV会議システムもしっかり活用している。
それでも、“直接対話”を大切にしている。創業時から。
創業者の「今週のことば」に「会って話せ」という言葉があるそうです。
毎年、研修の目的で全国から階層毎に本社に集まりますが、本社に集まった機会を利用して議論する場を作っている。
経営環境の厳しい中、ムダな費用は改善を通して削減しているが、人と人とが出会う事に必要な費用は確保している。
社員に対して月一回の飲み会の費用も補助。最近、直接対話の必要性から一部の会社でも飲み会の費用を補助することを始めていますので珍しくもありませんが、この会社は長年やっている。
先日も、社長自ら海外に出向き、オフサイトミーティングスタイルで現地の社員たちと対話していると伺いました。
色々な会社の風土改革を支援させていただいていますが、“直接対話”にこだわっている数少ない会社の中の1社だと思います。
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと