“つぶやき”経営、上手く機能させるには組織風土を変える必要がある
2010/07/27
昨日のテレビ東京・カンブリア宮殿でサトーという会社の“つぶやき”経営が紹介されていました。
多くの方がご覧になったと思います。
私も、知人がサトーに勤務しているので、事前にテレビ放映があることを知っていました。
“つぶやき”スタイルで提案報告制度は27年前からということですから今はやりのtwitterの大先輩ですね。
“つぶやき”経営によりシェアーは4割を越えるとの事。
その仕組制度は「三行提報」という。
立場に関係なく127文字以内で社長あてに提案や報告を1日に1回するというルール。
「三行提報」が経営に連動している仕組が面白いと思いました。と、同時に、経営側の姿勢がとても大事だと思いました。
また、この「三行提報」が機能するには組織風土がポイントだと思いました。
テレビの影響は大きく、今朝あたりからサトーのほうに問い合わせが殺到しているようです。
繰り返しにかりますが、「三行提報」の仕組制度を自分の会社でも取り入れようと思ったら、「三行提報」が機能するような組織風土に変えることも忘れてはならないと思います。
仕組制度だけをまねるのではなく“本質”を学ぶことが大事だと思います。
2010年7月27日
●手塚利男のつぶやき
http://twitter.com/tezukatoshio
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと