坂本龍馬と組織風土変革
2010/05/20
今、龍馬人気で凄いですね。
私もNHKで放映されている「龍馬伝」を妻とあれこれ歴史に思いをしながら楽しんでいます。
実際にあったことに対していろいろ脚色しているとは思いますが、多くの人が坂本龍馬の生き方に共感し、そこに自分の生き方の理想を重ねているのでしょうか。
龍馬の動きは、組織風土改革の世話人の動きに似ています。
特に成功したダイナミックな変革活動には、組織に属さないで自由に動き、人と人との出会いをつくったり、部門の連携を促したりする。フットワークが軽く、ある時は現場の社員と話をし、ある時には社長や会長と話をしている、そのような人がいるものです。
現代版「龍馬」です。
ただし、組織に属さない(上司がいない)で活動すると言うのはサラリーマンにとっては不安なものです。かなりの覚悟も必要です。
しかし、本気で自分が会社を変えるという思いを持ったら覚悟も生まれるかもしれません。
実は私も、組織に属さない(上司がいない)で、“会社の活力が上がるなら何をやっても良い”という命を受けて、会社の中を自由に動き回っていた時がありました。
龍馬には比較にはなりませんが、組織に縛られずに自由に動くことができたから大きな変革ができたと思います。
多くの企業で、龍馬的な人材が増えたら面白いでしょうね。
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと