上司と部下
2010/05/17
風土変革支援の現場でよく見られる上司と部下のやり取り。
下図のように、上からの課題をストレートに部下に降ろすが、下ろされた課題に対して報告しても、「まだ足りない」「もっと検討しろ」と言ってなかなか上にあげてくれない上司。
という構図です。
「まだ足りない」「もっと検討しろ」と言われた部下は何が足りないのか、なにを検討するのか、わかりません。
「どこが足りないのですか?何を検討するのですか?」と部下も上司に聞けば良いのですが・・。
こういう上司のやり方は「私は部下を教育しているのです」と言います。
しかし、一緒に考えるということも必要だと思います。
「まだ足りない」「もっと検討しろ」と言っている上司に限って意外と自分の案もないことも多いように思います。
部下のアイディア以上のモノがないのであれば「これであげてみよう」と決断しても良いと思います。
チャレンジングな課題であればあるほど、何回もやり直しをしています。
貴重な時間がもったいないですね。
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと